レンタルボートユーザー向けの魚探システムを検討中です。
マイボートと違って、毎回、取り外しが必要なので片付けをどれだけ楽にできるのか?を考えた結果
アンダーソンコネクタを採用することにしました。


魚探用ケーブルを作ってみて
とりあえず、いま持っている
・魚探
・GPSアンテナ
に接続するためのケーブル作成をすることに
いろいろ調べる中で特に参考にさせていただいたのが下記2つの製品になります。
・ハーツマリンさん

・エレキの修理屋さん

模倣で作成してみて
「販売品を購入したほうが結果的コスパ良かったな」というのが感想です。。笑
なぜかというと
・そもそもの材料費がそれなりに高い(購入費 vs. 材料費 で見たときに5千円安いくらい?といった感じ)
・電工工具が無いと工具費用もかかる
・慣れていないとそれなりに手間がかかる
・出来栄えの差(やはりプロがやった方が細部の出来栄えが違うはず)
それでも今回自分で作ってみたメリットは
・アンダーソンコネクタの構造がわかった
・自分の好きな寸法で作成できるようになった
(その気になれば分岐のケーブル長さをそれぞれ変えることだってできる)
・自分で修理が可能になった
なので「自分で今後修理は不要」「安心して使いたい」とかのニーズの方が強いのであれば
ハーツマリンさんやエレキの修理屋さんで購入するのをオススメします。
分岐ケーブルの自作方法
※あくまで試行錯誤で作成しています。正しいか?と言われるとわかりません。
ホームページとかで調べてもなかなかダイレクトな答えは見つけられず、
何度か失敗してコンタクト(アンダーソンコネクタの端子部分)を無駄遣いしました。
こうすれば形にはなるよという程度でのご紹介です。
準備事物
3.5sqケーブル(赤・黒セット) …1m ※作りたいケーブル長さによる
私の場合は近所のカインズホームに3.5sq KIVケーブルがあったのでそれを使用
(赤色が無くて、「青-白 組み合わせ」か「黄-黒 組み合わせ」か 悩んだ末に 青 [-側] 白 [+側] で使用)
8sqケーブル(赤・黒セット) …4m ※作りたいケーブル長さによる

アンダーソンコネクタ(SB50シリーズ コンタクトは 8sq 用) …3個 ※ケーブル作成分のみ

ミニアンダーソンコネクタ(PP15-45 シリーズ) …赤・黒 各3個 ※3分岐の場合

熱収縮チューブ

圧着工具(3.5sq用・8sq用)


作成手順
1.3.5sq ケーブル を必要寸法カットする
分岐したケーブルの長さを同じにしています。(今回は 30cm でカット)
2.ミニアンダーソンコネクタを圧着する
被服の剥しは 8mm 程度でした
圧着方法はYouTube動画を参照してください。
英語ですがやっていることはなんとなくわかります。
本当はケーブル被服と端子の根元を熱収縮チューブで保護したいのですが
ミニアンダーソンコネクタは熱収縮チューブを付けるとコネクタに差し込めなくなってしまいました。
なので熱収縮チューブは使っていません。

3.同色のケーブル同士をまとめて 8sq 用コンタクトで圧着する
3.5sq 3本であれば 8sq のコンタクトで圧着可能でした ※これが正しいのかが良く分からず…自己責任で
こちらの圧着に関してはエレキの修理屋さんのYouTube動画参考にしてください

圧着したときにコンタクトに穴あきが発生してしまいます。
これが普通なのか悪いのかもよくわかりません。
なんとなく気になるので、私は はんだ を流し込んで穴を塞いでいます。
アンダーソンコネクタ(SB50シリーズ)は熱収縮チューブを使ってもコネクタに差し込めるので
はんだ付けした上から熱収縮チューブでケーブル被服と端子の根元を保護しています。
4.コネクタを取付
取り付け方は動画を見た方が分かりやすいので動画を参照してください。
1~4の作業で分岐ケーブル部分は作成完了です。
5~8が バッテリーと電源供給先との長さ調整をする 8sqケーブルの作成になります
5.8sq ケーブルを必要寸法カットする
6.ケーブル両サイドの被服を剥く
7.8sq 用コンタクトを取り付ける
8.コネクタを取り付ける
※言葉のみで雑な感じですが、アンダーソンコネクタの取付さえできれば単純作業なので、
エレキの修理屋さんの動画を参考にトライしてみてください。

最終的にこんな感じで メインケーブル 8sq - 3.5sq 3分岐ケーブルが完成しました。
アンダーソンコネクターはコネクタ同色同士が接続可能になります。
全部同じ色にしても良いですが、間違い防止のために今回は色を変えています。
極論、供給電圧が変わらなかったり、システムが複雑じゃなければ全て同色にしても問題無いかなというような気がします。(色違いだと取り付けられないので拡張性が失われる)

最後に
あくまで自己責任でお願いします。
ホームページで探してもどのようなものを購入すれば3分岐ケーブルを作成できるかわからない。。。
という中で試行錯誤して、私はこんな風に形にしました。
参考程度に活用してください。
あと今回良く出てきた「エレキの修理屋さん」
「エレキの修理屋さん」がサポートしている 吉川永遠プロ
JBトップ50第1戦ゲーリーインターナショナルCUPで見事優勝していましたね!おめでとうございます!!
総重量15,000g越えで他選手を圧倒するウエイトでの勝利。見事でした!
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